就活を始めた学生さん必見!|やってみよう!自己分析|使える「ライフラインチャート」のつくり方

27卒

はじめに

就活を始めると、最初に「自己分析をしましょう」と言われます。
ただ、いざ取り組もうとすると、何から手をつけていいのか分からない。
そんな声をよく聞きます。

取り掛かりとしてお勧めするやり方のひとつに ライフラインチャート(Lifeline Chart)があります。(モチベーショングラフという呼び方をすることもあります。だいたい同じものと思ってもらって大丈夫です。)
人生やキャリアの出来事を時系列で並べ、感情のアップダウンとともに可視化するシンプルな方法です。

言語化より先に「見える化」から始めると整理が進みやすくなります。
ここでは、初めての方でも迷わず描けるように、準備・フォーマット・手順・気を付ける点をなるべくシンプルにまとめます。

1.ライフラインチャートとは

人生やキャリアの出来事を「時間軸 × 感情(その時の自分の状態)の変化」の2軸で表す図です。

横軸:年齢・年度・時期
縦軸:その時の気持ち(自分の調子・充実度・エネルギー量など)のプラス/マイナス

これにより出来事と感情の関係が一目でわかります。
ライフラインチャートを作成する目的は、ただ事実を整理することではありません。
経験をふりかえることで「自分について気づきを得ていく」ことが大切です。

どんな環境で力を発揮し、どんな状況で落ち込みやすいのかなどじっくり見つけていきましょう。

2.準備するもの

  • A4の紙(横向き)
  • ペン
  • 思い出すための手がかり(履歴書・職務経歴書・手帳・思い出せる範囲で振り返った自作の年表など)

特別なツールは不要です。 紙1枚あれば十分に始められます。
デジタルでもOKですが、最初は手書きのほうが自由度が高く、思考が動きやすいです。

3.基本フォーマット

紙に次の3つを置くだけで準備完了です。

  • 横軸:年齢 or 年度
  • 縦軸:気持ちのプラス(上)/マイナス(下)
  • 真ん中に水平線(ニュートラルライン)

※縦軸は大体の目安が分かるように区切るとやりやすいです。

ライフラインチャートフォーマット(例)

上記のような表を準備したら、大きな出来事を点で置き、線でつないでいきます。
※ 表の完成度は気にせず「思い出した順に置く」ことを優先させて大丈夫です。

4.つくり方の手順(迷わず描けるステップ)

大まかな出来上がりはこんな感じ↓になっていきます。
手順をこのあと①~⑤まで詳しくお伝えします。

ライフラインチャート記入例

①時期を大まかに区切る

細かく区切る必要はありません。
「~小学生」「小学生時代」「中学時代」「高校時代」「大学」
「~5歳」「~10歳」「~15歳」「~20歳」「20歳以降」
など、思い出しやすい単位で。
※あまり細かくしすぎないほうが作業が進みやすいです。

②その時期の“出来事”を置く

  • 入学・クラス替え
  • 部活の変化
  • 受験の経験
  • アルバイト
  • サークル活動
  • 人間関係の変化
  • 家族の出来事
  • 健康面の変化          などなど

学業・プライベートを分けず、印象に残っていることを並べます。
大きな出来事だけでなく、日常の変化でも構いません。

③出来事ごとに「気持ちの位置」を決める

  • とても良かった → 上の方
  • しんどかった → 下の方
  • どちらでもない → 中央付近

感情の強弱は「自分の感覚」で決めてよいです。

④点を線でつなぐ

線の上下動が、そのまま「自分の歩みの流れ」になります。
これもきれいに描く必要はないですよ。

⑤ 仕上げ:気づいたことを書き添える

  • 調子が良い時期に共通していること
  • 落ちている時期に起きていたこと
  • どんな環境で力を発揮しているか
  • 変化のきっかけ
  • 価値観の変化
  • 自分が大切にしていること
  • ターニングポイント    などなど

ここの手順が一番大事です!
表から見つけ出す自分の傾向があなたにとっての価値ある情報になります。

5.つくるときの注意点

  • 完璧に思い出そうとしなくて大丈夫
  • “正しい答え”を描く必要はない
  • 良い・悪いの評価をつけなくて大丈夫
  • 他人に見せる前提で整えない(自分の感覚と向き合うことが大事)
  • ネガティブな時期もそのまま置く(無理に美化しない)
  • 感情の強弱は「その時の自分の主観」でOK

6.仕上がったチャートの活かし方

  • キャリアの強み・弱みの傾向をつかむ
  • 面接や自己紹介のエピソード整理
  • 今後のキャリア選択の判断材料
  • モチベーションの源泉の把握
  • ストレス要因の可視化

特に、「調子が良い時期に共通している条件」 は、今後のキャリア選択の大きなヒントになります。

7.まとめ

ライフラインチャートは、「自分のキャリアを俯瞰する」シンプルな方法です。

描いてみると、

  • 思い出していなかった出来事
  • 自分でも気づいていなかった価値観
  • ずっと続いているパターン
  • 変化のきっかけ
  • 自分が大切にしていること

などが自然と浮かび上がってきます。

難しく考えずはじめてみてくださいね。
まずは紙一枚準備するだけでも。
描き始めると、意外な発見が出てきます。

8.あともうひとつ大切なこと

あなたの所属する学校にキャリアセンターなど相談できるところがあるなら、是非活用しましょう。
自分で作り上げたライフラインチャートを、キャリアセンターの担当の人と一緒に見る時間をつくってみてください。
第三者の目を介することで新たな気づきも生まれるかもしれません。おすすめです。

相談したいけど相談する場所がない方は(有料になりますが)ご連絡いただければご相談承ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました