27卒就活生のあなたへ。今さらと言わず、「自分の就活」を進めるための自己分析の話。

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はじめに

この記事は、2027卒の新卒就活を行っている方向けに書いています。
が、それ以外の方でも参考にしていただけると嬉しいです。

中の人(記事を書いている人)の概要

(必要ない方は読み飛ばしてくださいね。)
大学生・大学院生の就職活動のサポートに力を入れているキャリアコンサルタントです。
現在、年間延べ500~600人の学生のキャリアに関する面談(1対1でじっくり対話する面談)を行っています。
進路相談や自己分析のお手伝い、ESの添削や面接練習などキャリアに関することに幅広く携わっています。
これまでの面談回数は2000回を超え、就活生の“リアルな声”を毎日のように聞きながら、「ひとりひとりの納得いく将来につながる就活」に、共に取り組んでいます。

その前には、高校新卒の就職支援にも携わり、高校生の相談を受けたり、高校生を採用する企業(200社以上)の方から直接お話を伺ったりしていました。
さらに長年にわたり民間企業で総務・労務・新卒採用などにも携わっていたため、就活生と採用する企業のどちらの視点も身につけています。

◆「自分の」就活のため、「基本」に立ち戻ろう

就活の早期化で、「就活スケジュール」というものが有って無いような状態になってきているとはいえ、今年もこの時期は本選考が本格的に動き始めます。

前回は、この時期に生まれやすい焦りについて「焦りは自然なもの」「比較は意味がない」という話をしました。

そして、次の3つに取り組むことをおすすめしました。

  1. 情報をいったん整理する
  2. 自分の状況を客観視する
  3. その上で落ち着いて次の動きを考える

この3つを進めて、すぐに3.の「次の動き」まで整理できた方は、そのまま実行に移していけていると思います。

ただ、もしかすると
「そもそもこの3つがうまく進められない」
「進めたけれど、どこかひっかかる」
そんな感覚が残っている人もいるのではないでしょうか。

その“ひっかかり”の正体は、多くの場合、自分の基準がまだ曖昧なことにあります。
「何を大事にしたいのか」「どんな選び方をしたいのか」がぼんやりしていると、次の一歩も決めにくくなります。
だからこそ、このタイミングで一度立ち戻りたいのが、自己分析です。

1. 自己分析は“自分の就活”を進めるための土台

「自己分析なんて今さら…」
「前にやってみたけど、よく分からなかった」
そんな気持ちがある人もいると思います。
それでも、あえて言います。
自分をよく知ることは“自分の就活”を進めるための土台なのでとても大切です。

エントリーしようと思ったとき、
「どの企業を選べばいいのか分からない」
「ESで何を書けばいいのか分からない」
そんな状態になっていませんか?
あなたが何を選ぶか、何を伝えるかの判断基準は、すべて「自分の中」にあります
その基準が明確で、言語化できていれば、自然と書くべきこと・話すべきことは見えてきます。

逆に言えば、まだ迷いが大きいということは、
自分の中の材料が整理しきれていないのかもしれません。

2.自己分析は“世間にうける正解探し”ではなく、自分の判断のよりどころを整える時間

自己分析という言葉を聞くと、「正しい、立派な何かを見つけなければならない」と囚われる人も少なくありません。
でも本来の目的は、もっとシンプル。それは「自分をよく知る」こと、そしてそれを人に伝える言葉にしていくことです。

それはこれからの選択をしやすくし、迷ったときに戻れる“自分だけの基準”を整えることでもあります。

この基準がひとつあるだけで、企業選びもESも、驚くほど判断しやすくなります。
自己分析は、
「よく分からないまま、なんとなくやらされる面倒な作業」ではなく、
「やっておくと後々、自分を助けてくれるもの」くらいのイメージで捉えてもらえると良いと思います。

考えてみてください。
就活のステップとして「ESの作成」と「面接」はほとんどの企業で行われます。
その時に問われるのも実は「あなたのこと」ばかりです。
名前や所属といったわかりやすいあなたのことはもちろん、何を考えているのか、どういう性質なのかなどなど様々な角度から問われます。
自分が何を大切にしたいのか、どんな環境で力を発揮できるのか、どうあれば自分の納得いく将来につながるのか…改めて自分の中にあるものを整理するという“基本の自己分析”に戻ることが、結果的に就活対策の効率的ルートになります。

3.自己分析、具体的にどう進めるか

とはいえこの時期、悠長に自己分析なんてやっていて大丈夫だろうか?と再び焦る気持ちが出てくるかもしれません。
また、自己分析には様々な方法がありますし、途中自己分析すること自体が目的化してしまう本末転倒の罠にはまっては大変です。

そこで今これを読んでいるこの時期自己分析をやり直したい方に、私が、選択肢のひとつとしてぜひ検討してほしいのは、学校のキャリアセンターを使うことです。
「え?そんなこと」と思うかもしれません。でも

  • 身近(心理的物理的ハードルが低い)
  • 費用の心配が少ない(※1)
  • 学校の特性を理解したうえで相談に乗ってもらえる
  • 専門資格を持つ相談員がいる場合もある

このように皆さんにとっての大きなメリットがたくさんあるのです。
専門的な立場の人に自己分析を手伝ってもらう。まずはここから動いてみてはいかがでしょうか。

ただし、担当者との相性や相談スタイルには個人差があります。
「なんとなく合わない」と感じたら、無理に続ける必要はありません。
その場合は、別の相談先を探したり(※2)、あるいは自分で進める方法を選んだりしても大丈夫です。
大切なのは、自分が納得できる形で、自分の基準を整えていくこと。
あなたの就活は、あなた自身のものだからです。

※自分での自己分析の進め方について別途記事を準備予定です。しばらくお待ちください。

4.まとめ

自己分析に戻ることは、“自分の就活”を取り戻すための準備です。
周りのスピードに引っ張られやすい時期ですが、「自分の基準」を整える時間は、決して遠回りではありません。
むしろ、ここで基準をつくることで、後のESや面接が驚くほど書きやすく・話しやすくなります。
そして何より、「自分の就活をしている」という実感が戻ってきます。
今、少し動きづらいと感じている就活生の方は、まずは「自分の基準って何だろう?」と、紙に一行書いてみるところからでも大丈夫です。その一歩は“自分の就活”を取り戻すきっかけになります。

次回は、ES作成について、よく聞かれる質問などを通してクリアにしていきます。

※1 例外が無いとは言い切れないのでご了承ください。
※2 個人でキャリア相談を受けているキャリアコンサルタントもいますが、料金が発生する場合があります。

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